「絵本」コースは 「絵本と表現」にコース名を変更します!

絵本コースでは、現在のカリキュラム以外にも「個別指導」を通じて、いろいろな対応をしています。これらは「絵本づくり」を広く学ぶために、とても重要なので「応用カリキュラム」として整理いたしました。
具体的には次の5項目となります。では過去のブログ記事と合わせて、その内容をご紹介いたします。

1.公募応募支援

うれしい事に、ここ数年公募入選をされる方が続いています。
また受講生の方とお話をすると、今は自信が無くても出版したいという目標の方もたくさん在籍されています。入賞者が出版される公募もたくさんありますが、募集内容はどこでも同じではなく、主催者によっての違いがありますから、作品それぞれのタイプに合わせた公募対応を一緒に考えています。

▼アートスクール大阪の公募入選者情報
https://www.art-school.co.jp/info/public/
▼絵本公募に応募のレポート
https://www.art-school.co.jp/blog/picturebook/4320/
▼絵本の公募情報について
https://www.art-school.co.jp/blog/picturebook/1568/

2.一枚絵

アカデミックな美術のカテゴリー外の表現を、絵本コースで試される方もおられます。いろんなタイプの絵がありますが、具体的にはイラストレーション誌の公募「チョイス」の世界観がイメージされます。また童画やキャラクターなど絵本制作に繋がる公募もありますから、目標を設定して一枚絵を仕上げることは自分作品世界を広げることに役立ちます。
絵本は多くの枚数を描かなくてはならず、時間がかかりますが、一枚絵は短い時間で仕上がり制作にメリハリや達成感を得られます。そして一枚絵で、これから作る絵本の世界観を確認することが、絵本一冊分の絵をブレずに仕上げるためには、とても役立ち、絵本づくりのために無駄にはなりません。
▼一枚絵の公募について
https://www.art-school.co.jp/blog/picturebook/4691/

3.ZINE(個人でつくる、簡易な冊子や雑誌)制作

11見開きや15見開きのオリジナル絵本を作るには時間がかかります。その前にZINE(個人でつくる簡易な冊子)を作ってみてはいかがでしょうか?ホッチキス留めの小冊子や、片面印刷の折り紙絵本など簡単な仕上げで編集作業を体験し楽しみます。そのための新しいマニュアルも作りましたので、とにかく気軽に楽しんでいろいろ試す事で、絵本へのアイデアが広がります。またオリジナルの一枚絵がたくさん仕上がった方は、作品をZINEにして画集にするのも面白いです。
▼ZINEについて
https://www.art-school.co.jp/blog/picturebook/7287/
https://www.art-school.co.jp/blog/picturebook/7160/

4.iPad × プロクリエイト

手描きに苦手意識のある方や、机の上が汚れずに制作は、iPadにプロクリエイトというアプリで完結する手軽さを求める受講生の方も多くおられます。

▼iPadで絵本づくり
https://www.art-school.co.jp/blog/picturebook/5613/
▼iPadで描画
https://www.art-school.co.jp/blog/picturebook/5391/

5.YOMO 外部のオリジナル絵本販売サイトへの出品

YOMOとは、無料、無審査で作品を出品(出稿)する事で1冊からで絵本化、販売ができるサービスサイトです。
出版社による選別や書店を通す必要は無く、自費出版のような初期投資も不要です。そして在庫を持つ必要もありません。ただし一般の書店には並びませんので、こちらのサイトとアマゾンのみの販売です。SUZURIなどのサイトの商品のように、データ(原画)を出品し、決まったサイズ、ページで展開する絵本になります。
またiPadを使って、全てデジタルでの出稿までされる方も増えています。自分の作品が絵本化され、サイト上に並び販売されることは、とても楽しいことですね。

▼外部の絵本販売サイト「YOMO」への出品と制作
https://www.art-school.co.jp/blog/picturebook/6995/
https://www.art-school.co.jp/blog/picturebook/6457/

 

一冊の絵本を仕上げるには時間がかかります。また2冊目、3冊目と絵本づくりだけを続けるのが難しい方や初心者には「達成感」や「制作体験」が絵本づくりをより広く理解できると考え、そのための「応用カリキュラム」です。
それは「絵本」にも、それ以外の「表現」にも繋がる「課題」ですから、自由に選択してください。

名は体を現すといいます。

以上のことから「絵本」コースは、初心者の方にも受講内容のイメージを広げ伝わりやすように、新しく「絵本と表現」にコース名を変更いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

絵本コース講師/中田弘司

 

中田 弘司

中田 弘司
Profile
制作事務所勤務デザイナーを経て、1989年よりフリーランス。
今までに幼児向け雑誌絵本等にて100話以上のお話の挿絵制作。
絵本をはじめ、「ビッグコミックオリジナル・増刊号」(小学館)表紙イラストや、
月刊誌「大阪人」にて歳時記や町歩きの画文の連載等、
壁画からキャラクターまで多様な作品を制作。
東京・大阪・神戸にて個展多数。主な絵本に「ぷぅ」( 作:舟崎克彦/ポプラ社 )がある。
Message
目には快感、心が楽しみ、気持ちを遠くに運ぶ
絵本やイラストを目指しています。
仕事での経験を生かし、一緒に考えながら、アドバイスをします。
ArtWorks
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