投稿のやり方について

こんにちは!マンガコースです。
今回は『アナログ原稿で雑誌に投稿するやり方』についてご紹介します。
アナログで原稿が完成したけど、投稿のやり方が分からない…という方もおられると思います。初めてアナログ原稿を投稿される方から特によく伺う疑問点についてまとめてみましたので、よかったらご覧ください。

Q投稿するときの原稿用紙サイズは?
B4の原稿用紙です。
ひとまわり小さいA4の原稿用紙は同人誌用のサイズになりますのでご注意ください。
Q薄い墨汁などでグレー色を使用してもいいのか?
グレーは使用できません。
最終的に印刷はモノクロ(白か黒か)で表現されるため、グレーにしたい場合はトーンで表現しましょう。
Qセリフは何で描けばいいの?
セリフは鉛筆書きでOKです。読みやすいようにきれいに書き込みましょう!
もし、雑誌掲載などになると編集部の方で写植(セリフの文字)を入れてもらえます。
Qトーンやベタ、絵にセリフがかかる場合はどうしたらいいの?セリフを書けるようにあけておかないといけないの?
セリフがある箇所もベタやトーンは全部塗ったり貼ったりしてもらってOKです。
セリフを書きたいページにトレーシングペーパーをかけ、その上にセリフを書き込みます。
そうすれば、雑誌掲載などになった場合は白拭き文字を入れてもらえます。
Qページ番号(ノンブル)は必要ですか?
必要です。自分が応募する雑誌の応募要項に記入場所が記載されていれば、その場所に記入して、記載がなくても原稿用紙の四隅のどこかには記入しておきましょう。
Qページ数が既定の枚数よりオーバー(又は少ない)してしまいました。その雑誌には投稿できませんか?
少々のオーバー(少ない)であれば投稿可能です。ただ、既定の枚数に収めるのも必要な能力ですので、編集部からのコメントが返却される場合は一言書かれる可能性が高いです。その覚悟で投稿しましょう。
かなり枚数がオーバーしてしまう場合は、毎月(隔月)募集があるマンガ賞ではなく、年に数回の大きな賞に投稿するか(たいていページ数の上限が増えます。)、その枚数がOKな雑誌に変更することをお勧めします。 また、オーバーした場合、8の倍数、4の倍数での枚数、または最低でも偶数ページに合わせることをお勧めします。
Q題名はどうしたらいいの?
題名を入れる場所がもう決まっているのであれば、扉ページ(表紙)にトレーシングペーパーをかぶせて題名を記入しておいて下さい。 特に希望がない場合は応募要項に題名を入れておくだけで、編集部の方が入れて下さるのでお任せで大丈夫です。
Q郵送方法はなんでもいいの?
途中で紛失…という場合もあり得るので、荷物の追跡が可能な方法で送りましょう(特定記録や宅急便など)。出版社に無事に届いたことも確認できるので、安心感もあります。
配達記録が残らない方法よりはちょっと値は張りますが、自分が時間をかけて頑張って描いた原稿なので、必要経費と考えて安全第一で送りましょう。
Q郵送する際の注意点はありますか?
封筒には原稿用紙と一緒に同じサイズの厚紙や段ボールを一緒に入れて、郵送途中で原稿が曲がってしまわないようにしておきましょう。さらにビニールなどに入れて水濡れ対策も万全にしておくといいですね。 心配な方はさらに封筒の宛名の面にも『水濡れ・折り曲げ厳禁』と赤文字で記入しておきましょう。
Q原稿返却を希望したら、いつごろ返却されるの?
出版社によりますが、早い所では発表後すぐ~1ヶ月後、遅い所では1年後…など幅があります。目安としては、毎月の募集が行われている賞では3ヶ月ぐらい、年に数回行われる大きな賞では半年ぐらいを目安にしておきましょう。 原稿の返却希望をしたにもかかわらず、あまりにも長く返却されない場合は、投稿した編集部に電話で確認してみて下さい。投稿する前にコピーはとってくださいね!返却されるのがかなり先になってしまったり…という可能性はあるので、ご自分の保存用にとっておいてください!


では今まで時間をかけて頑張った漫画を安全に投稿しましょうね! 無事に投稿出来たら、次回作にどんどんチャレンジしていきましょう!

正木 久美子

masaki2014
Profile
携帯サイトにてマンガ連載。
現在はフリーのマンガ家、イラストレーターとして活動中。
Message
最近は出版社に投稿すること以外にもWEBなど様々な発表方法があるので、自分でハードルを上げずに、まずは気軽に描きたいものを一作描いてみませんか? 皆さんと一緒にマンガ制作が出来ることを楽しみにしています!
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