美術科金曜アトリエ通信(日本画の公募展「新日春展」入選の生徒作品を紹介)

アートスクール大阪美術・絵画科講師の谷野です。
梅雨本番ですが蒸し暑い日が続いていますが皆さんお元気でいらっしゃいますか。
暑いのが苦手な私にとっては真夏の季節よりもまだ梅雨の方がましです。しとしと降る雨音は結構好きですから。
今回の金曜アトリエ通信は毎年紹介させていただいておりますが日本画の公募展である第7回新日春展において3名の入選者がありましたので、もうかなり前の事になりますが東京の会場の展示の様子とお三方の作品をご紹介いたします。









4月23日に受講生の受賞作品を観覧に東京都美術館に行ってきました。
コロナもある程度終焉に近づいたせいか大変多くの観覧される方がいらっしゃいました。今まで中止になっていた懇親会も今回から行われるようになっていよいよ日常が戻ってきた感じがします。
秋に行われる日展は2mを超える大きさの作品がメインですが、この日春展は50号~80号の比較的小さな展示作品で(決して小さくはないかな~)会場を占めているため、アートスクール大阪に在籍の生徒さんでも教室内でチャレンジできるサイズです。なので
今年も新たに出品される方がいらっしゃって初挑戦で見事入選を成し遂げられましので、はそのお三方の作品をご紹介します。


↑立和名愛さん 悠悠閑閑(F50号)

 
↑西川左希子さん 蒼い記憶(F50号)


↑菱田まさえさん(Ange)時空を超えて(F50号)



立和名さんは今回で4回目の入選で西川さんも去年、今年と連続して入選されました。
皆さんが思われる日本画のイメージとは程遠い絵に見えるかもしれませんが出品される皆さんはそれぞれオリジナルな表現方法を探究しながら挑んでこられます。菱田さんは今回始めてチャレンジされて初入選となりました。この方は独創的な発想をされる方で昨年の上野の森美術館 日本の自然を描く展で優秀賞を受賞されています。

この3点の制作過程に関して表現の仕方は三者三様ですが制作上共通して言えることは絵の具を塗り重ねて描きこむだけで出来上がった作品ではなく下地(マチエール)をしっかりと作り込んで絵の具を塗って時には塗った絵の具を洗って少し落とし適度に仕込んであった下地を出してまたその上からまた描いていくなど複雑な工程を経て進めていったと思います。

このブログはアートスクール大阪の在籍されている以外の方にも発信しています。
日本画はもう既に習っていてあるいは我流でやっている方で公募展出品を考えておられる方やまた全く日本画を描いた経験は無いが展覧会などは見に行くことが多く日本画に興味を持たれた方はアートスクール大阪美術・絵画科の金曜アトリエにお越しください。

アートスクール大阪の美術・絵画科では、日本画以外にも水彩画・油彩画・版画を習うkとができ、またその他にも様々な美術やアートを習うことができます。
是非無料体験へお越しください。

 

 

 

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