美術科金曜アトリエ通信(展覧会入選作品レポート)

美術アトリ絵科講師の谷野です。

金曜日の美術アトリ絵科の教室も新人の講師の方も入られ6月よりリニューアルして新たにという感じで聞いています。

さて今回は少し日が経ちましたが4月に東京都美術館に於いて開催された第6回新日春展という日展の日本画部による春季公募展の模様と入選された2名、立和名 愛さん・西川左希子さんの作品をご紹介いたします。


4月23日に行ってきましたがまだコロナに今よりも気にしている時期でしたのでそれほど賑わう感じではありませんでしたが、東京の会場は受賞・入選・会員の全作品が展示されるので点数がかなり多く全て見終わる頃には結構疲れます。


「個々に輝く」立和名 愛 S50号



「真夜中のロンド」西川左希子 F50号


立和名さんはこの展覧会はもう3回目の入選で、最初に出品した時は落選も経験しているので挑む気持ちはその当時に比べて強くなってより意欲的になられた感じです。
それと今回の作品もそうですが今現在の自身の内面性をなるべくストレートに表したいという意思が画面作りにも表れている気がします。さらに今後は大作にも挑戦していきたいとの事です。
西川さんは今回初めて出品されましたが見事初入選されました。他の公募展も以前に出された経験もあったみたいです。
日本画は今まで小作品は何枚か描いておられましたが大きな画面にチャレンジする事での制作していく上での構図や描画の表現方法、配色、マチエールなどまた違う難しさにぶち当たり、いろいろ相談を重ねながら制作していきました。

お二人とも、またさらに新たに出品してみようと思っている方もチャレンジしていただきたいです。

 

 

 

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