「制作のこと」



こんにちは。美術・アトリ絵科講師の藤原舞子です。


アイスクリームが美味しい季節になってきました♪



さて、前回のブログでは、個展のご報告をさせていただきました。今は次の個展に向けてのエスキースや、鉛筆での制作をしながら新たに何を描こうか模索中。
ということで、そのことについて書いてみようかと思います。

個展では大きなテーマを軸に、それに枝葉を広げるようなイメージで作品作りをしています。
個展が終わった後はいつも抜け殻状態でしばらく何も描きたくなくなります。
しかし、しばらくするとふとした出来事が琴線に触れ、手を動かすことを始めます。

ラフスケッチでイメージを引き出す時は鉛筆で描くことが多いのですが、だんだん熱が入ってきて、ついつい描き込んでしまいます。
鉛筆の持つ色の世界はとても美しいです。

私の愛用の画材です。
ハイユニの10H~10B、ステッドラーブラックHB~8B、ファーバーカステルの羽ぼうき、擦筆などなど。

鉛筆でイメージが見えてきた時点でタブローの制作に移ります。
下絵は時間を惜しまずじっくりじっくり考えます。ときには数ヶ月かけてイメージを煮詰めます。
ようやくタブロー制作を始めても数ヶ月~数年かかることも多々あります。

よく、どのくらいの時間をかけて作品を仕上げていますか?と聞かれることがありますので参考になればと思います。




美術・アトリ絵科 藤原舞子

 

藤原 舞子

藤原 舞子
Profile
’03 大阪芸術大学芸術学部美術学科卒業
’05 武蔵野美術大学大学院造形研究科 美術専攻油絵コース修了
’09 藤原 舞 子展 青木画廊 luft(銀座)
’10 個展「Mystikosな庭」青木画廊(銀座)
’13 個展「柔らかな封印」青木画廊(銀座)
’15 個展「鏡の中の系譜」青木画廊(銀座)
  映画「シロナガスクジラに捧げるバレエ」メインビジュアル画担当
’03~現在 青木画廊を中心にグループ展多数
Message
絵は心の鏡 です。
作品と向き合うことで自分と対話し、大切な時間を育んでほしいと思います。
ArtWorks
講師インタビュー

 

 

 

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