美術科金曜アトリエ通信10月号 「日本画全国公募展入選!」

美術科講師の谷野です。
ようやく暑さも落ち着き少しずつ過ごしやすい時期になってきましたね。今回は岐阜県高山市主催で行われた3年ごとに開催されています臥龍桜日本画大賞展という日本画の全国公募展に入選された美術科の立和名 愛さんの作品をご紹介とこのご時世ならではの展覧会における嘆きを少々書かせていただきます。

この公募展は日本画作家をはじめ全国の美術系大学の在学生また中にはアートスクールのようにカルチャーセンターで長年習っていた方が挑戦されていたり様々な方が応募されています。立和名さんも今回初めて出品されて見事に入選されました。


題名「内から湧き上がる」50号


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度々金曜ブログで紹介させていただいています銀箔を硫黄成分で焼いて変色させてその上から岩絵の具で描画しています。タイトルからご本人の内に秘めたる熱い思いが孔雀の姿を介して表現されているようです。

ただ肝心の展覧会自体はコロナによる緊急事態宣言延長期間(9月末まで)に入っていたため中止となってしまいました。岐阜県全体の美術館、博物館、図書館など公共施設が軒並み休業しているので止む終えない事ではあるのですが、この展覧会以外で他の生徒さんにおいても入落の決定はしてもやはり展示は中止になったというケースを何度耳にしたかわかりません。仕方がないとはいえ公募展に挑む方々はその展覧会のために皆さん懸命な思いで制作されているのでそれを思うとやはり辛い事ですよね。

兎にも角にもコロナが早く収束してほしいです。

 

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