美術絵画科金曜アトリエ通信(1Fギャラリー二人展レポート)
美術・絵画コース美術絵画科金曜日の教室から(1Fギャラリー二人展レポート)
美術絵画科講師の谷野です。梅雨間近の鬱陶しい時期となってまいりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。今回、美術絵画科よりお二人の生徒さんが二人展と称して当スクール1階のギャラリースペースに於いて展覧会を開催されました。
展覧会を開いたのは杉山明美さんと富田匂さんです。
先日同ギャラリースペースで同じ美術絵画科の山下翼子さんが個展をされましたがこの三人は金曜日の教室にお越しになることが多く仲良しの御三方です。
山下さんがまず先陣を切って個展を開かれ後の二人がでは私達もと続く感じで開催された運びとなったわけです。
この二人のご紹介ですが杉山さんは長年続けてきた油絵を中心に今回の展覧会では多く展示されています。
描かれている題材も多種多様で風景、動物、人物や時には静物など描き方もその都度変えたりされるなどチャレンジ精神旺盛で悩みながらもいつも果敢に描いていらっしゃいます。
杉山さんに今回の展覧会に対しての感想や今後どんなことに取り組んでいきたい、またアートスクール大阪はご自身にとってどういう存在かなどのコメントをいただきました。
以下杉山さんのコメントです。
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今まで描いてきた絵を発表するということがこんなにドキドキワクワクするとは思っていませんでした。会期中とても楽しい日々でした。皆さんに助けていただき無事終えることが出来ましたし富田さんには誘っていただいて感謝しています。
今後は大きなサイズの作品も描いていきたいと思っていますしそんなこのスクールは私にとってはこの絵を描くという趣味を通して彩りある時間を過ごせる場所になっていると思います。
もう一人の富田さんは入校当初はパステル画をされていたのですがこのスクールに入って特徴的でもある様々な画材を触れることができるメリットを活用して日本画の領域にも踏み込まれたのをきっかけに現在まで日本画中心に制作されて来られましたがどちらかといえば抽象的な表現の仕方に興味があり「これほんま日本画なん?」みたいな面白い画面の絵を数多く描かれています。
富田さんにも同様にコメントをいただきました。
以下富田さんのコメントです。
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今回の展覧会の感想は一人(個展)では荷が重いと感じていたので二人で出来て良かったと思います。油絵と日本画、それぞれの良さを観ていただけたと思います。
今後は未経験の人物画もチャレンジしてみたいです。
私にとってこのスクールは長期の休会を何度もしながら続けているのはこのスクールが生活の一部になっていると思います。
ゆっくりしたペースですが作品を制作し仕上げていく楽しみを日々感じています。
このブログを当スクールの生徒さん、また何気なくたまたまご覧いただいた方々、この1階のスペースを自分の思いのままに使えるのは魅力的なことと思いますので既にスクールに通って年月の経っている方には発表の場として利用されてはいかがでしょうか。
また絵を習ったことのない方はまずは絵を描いてみたいきっかけになれば幸いです。是非当スクールにお問い合わせくださいね。