漫画制作の作業効率とクオリティが上がる!レイヤーの分け方を解説【クリスタ使用】

早速ですが今回は、おすすめのレイヤー分けを紹介していきます。
内容としては、比較的マンガを描く時に役立つ内容となっていますので、その点だけご留意ください。
では参りましょう。


1.漫画を効率的に書くレイヤーの分け方

ズバリ、おすすめのレイヤーの分け方は、以下のような形です。



2.クリスタを使ってレイヤー分けを詳しく解説

これだけだとまだ分かりにくいかもしれないので、今回はCLIP STUDIO PAINT(以下、クリスタ)を使って、もう少し解説していきます。
基本的にクリスタには、コマによってレイヤーを分ける機能があります。
今回はこの話がメインではないのでざっくりと話しますが、上のバーの「レイヤー」から「新規レイヤー」「コマ枠フォルダー」を選択し、
「サブツール」の「コマ枠」から、コマ割りをしていくことで、コマごとによってレイヤーを完全に分けることができます。



これで、別のコマに同じレイヤーで描いてしまうということを避けることができます。



次に、人物や背景ごとにレイヤーを分けていきます。
最後に、さらに細かくレイヤーを分けていきます。
この時、レイヤーフォルダーを活用し、名前も記入しておくと、後で混乱を避けることができますよ。



以上で、レイヤー分けは終了です。思いのほか簡単だったと思います。



3.レイヤーを分ける理由は「修正が容易になる」

では、なぜこのように分けるのが良いのかですが、一番大きなポイントは、「修正が簡単」
皆さんも絵を描いていて感じたことがあると思いますが、その時はいい感じに描けたと思っていても、
後で見返すと「これ、間違ってるぞ」となってしまうことってありますよね。
そうなったとき、このようにレイヤーを分けておけば、比較的すぐ簡単に修正ができます。
例えば以下ような絵を描き、それを修正したいと思ったとして、
紹介したようにレイヤーを分けておけば、その人物のレイヤーを選択して移動させれば、加筆しなければならない場合もありますが、かなり簡単に修正できます。





4.人物や背景ごとにレイヤーを分けていなかった場合

もちろん、「選択範囲」の「投げなわ選択」でその範囲を切り取れば修正することはできますが、
やはり線が重なっている場合などは、切り取りに時間がかかってしまいます。



5.レイヤー分けをするメリットとデメリット

人物の移動以外にも、顔と体のバランスが悪い時や髪の毛だけを直したいときなどでも、このレイヤー分けは有効です。
もちろん、この分け方が絶対に正しいわけではありませんが、やはり絵において「修正する」ということは非常に大事になってきます。
そのため、ある程度最初から修正するというつもりで、レイヤー分けをすると良いかと思います。
レイヤー分けが多い場合・少ない場合のメリットデメリットをまとめると、以下のようになります。

レイヤー分けが多い場合
  • (メリット)・・・細かい修正が簡単
  • (デメリット)・・・レイヤーがどこに行ったか分からなくなる、まとめるのが大変

レイヤー分けが少ない場合
  • (メリット)・・・レイヤー分けが分かりやすく、整理しやすい
  • (デメリット)・・・修正が必要なときに面倒

このような感じになりますので、こちらも覚えておくと良いでしょう。

それでは最後に少しだけ宣伝を。
絵を描いて、「直したいけどどこをどうやって直せばいいかわからない!」といった場合には、いっそ人から学ぶのも手です。
ご興味のある方は、ぜひ以下のURLをタップしてみてください。
アートスクール オンライン講座では、様々な講座が展開されており、きっと皆さんの力になれると思います。

アートスクール オンライン講座 HP
https://www.art-school.co.jp/creie/

マンガ  
https://www.art-school.co.jp/creie/lesson-list/manga/

それでは、これにて失礼致します。

 

藤山 北斗

藤山 北斗
Profile
関西学院大学文学部卒業
週刊少年マガジン マガジングランプリにて受賞
漫画だけでなく脚本も手掛ける

 

Message
自身もアートスクールの卒業生ですが
絵の上達は、誰かに教えてもらったり、見てもらったりする方が早いのは、間違いないと感じています。
皆さんの上達に、少しでも貢献できたらと思っています。
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