展示の見せ方について②

みなさんこんにちは。絵本コースの右近です。
前回のブログでは「デジタル機材で描いたイラストレーション」の見せ方・展示方法についてご紹介いたしましたが、今回は「アナログの描画材で描いた絵画作品」の見せ方・展示についてご紹介いたします。

前回の記事はこちらから→展示の見せ方について①


アナログの描画材で描いた作品は、デジタルイラストとは違い「原画」が存在します。
展示の際は主に「原画」を展示し、場合によっては原画そのものを販売するため、作品を汚したりしないよう、取り扱いに注意が必要です。


原画を展示する場合、スタンダートな見せ方は「額装」を行うことです。
特に紙の原画の場合は、額で保護する方が紙の折れや汚れを防ぐ役割があります。
また作品をご購入していただいた場合、額ごとお渡ししたらそのまま直ぐに飾っていただけるので、管理もしやすい形となります。


続いて、「紙やキャンパスを木製パネルに貼り、その上に絵を描いたもの」を展示することも一般的です。
パネルのまま展示をすることが多いですが、絵の雰囲気や描画材に応じて、さらにパネルを額装することもあります。

原画をマグネットで止めて、そのまま展示をすることもあります。
紙を汚さないよう注意が必要ですが、額越しではない生の表現を見せることが可能です。
ギャラリーに搬入する際、運搬しやすく嵩張らないのも利点です。


今回、私が3月上旬に行った展示では、作品に応じてマグネットを用いて原画をそのまま展示と、額装して見せる展示2種類の見せ方を行いました。


展示会場:ギャラリーモーニング(京都)


いきなりギャラリーで展示をするのは不安・・・という方は、最初はアートスクール大阪の学校内にて展示をシミュレーションすることも可能です。


アートスクール大阪在校生:つゆみね よしみさん 絵本『そらからみずたまが・・・』原画展の様子

アートスクール大阪7Fのアートイラストコース・絵本コース・コミックイラストコースの教室入り口横に展示スペースがあります。
休憩スペースの隣ですので、いろんな方から作品を見ていただけますよ。
アートイラストコースが管理・窓口となっていますので、興味のある方は一度講師にご相談ください。

右近 あかね

右近
Profile

‘14 京都精華大学大学院修士課程版画専行修了
展示・イベント参加 (抜粋)
’12 KYOTOクリエイターズUNIQUE×プレミアムショップinZUURICH(京都ロフト/京都)
’13 Young Artist Marche ~ゆく年サンセット / くる年サンライズ~(阪急うめ/大阪)
’13 みやこみやげ(三越銀座/東京)
’15ココンマーケット(COCON KARASUMAビル1F/京都)
’16 個展 ブルーシートの丘の上(ギャラリーモーニング/京都)
’17 企画グループ展 版画旅行9 (ギャラリーモーニング/京都)
’19 個展 トワイライト・シーン(ギャラリーモーニング/京都)

Message

イラストレーションは描き終わったところからが始まりで、絵本、雑貨、広告と次の展開を考えることも新たな楽しみに繋がります。 みなさんが色んなことに楽しくチャレンジ出来るよう、サポートをしていきたいなと考えています。

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