美術科金曜アトリエ通信8月号 (初めての岩絵の具で) 

美術科講師の谷野です。
このブログが出る頃はもう残暑お見舞い申し上げますという時期だと思いますが毎日お暑~ございますね。

今月は金曜日に日本画をされているHさんの作品を紹介します。
この方は油絵・水彩を中心に描かれていましたが(現在でも)ある日金曜日に来られた時に日本画で使う岩絵の具の話になり扱いが凄く難しいものという印象があったらしく、何気なく「慣れたらこんな使い勝手のいい画材はありませんよ。」と説くと次の週から早速、岩絵の具のセットを購入されてもう何枚か制作されました。

部分拡大

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以前ブログで紹介した事があったかもしれませんがこの方の技法も下地を作って(盛り上げ用胡粉+方解末)絵の具を重ねて描いていき、ある時は洗い出しやヤスリなどで削ったりして下地で作っていたマチエールを見え隠れさせながら複雑な画面作りをしていきます。
最初は富士山から始まってアメリカの山までなるべく抽象化された絵を描きたいというご希望もありました。

盛り上げ作業中

盛り上げ胡粉と方解末

またHさんはチャレンジ精神旺盛で銀箔を張ったりまたその上から硫黄石灰化合物で箔を焼いたりしながら描かれたのが下の龍の作品です。

このブログをご覧いただいた方で興味を持たれた方はお気軽に金曜日の教室にお越しください。
お試しの画材はお貸しします。

 

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