美術科金曜アトリエ通信8月号(アーティスト・イン・レジデンス体験)

美術科講師の谷野です。残暑お見舞い申しあげます。もー毎日うんざりする暑さでバテバテです。

今回は今年1月からドイツのベルリンにてアーティスト・イン・レジデンスを経験されたSWさんをご紹介します。 アーティスト・イン・レジデンスとは芸術制作を行う人物を一定期間ある土地に招いてそこに滞在しながら作品制作を行ってもらう事業です。その国の方は勿論、他に様々な国々から多種多様なジャンルの創作活動をされるそうですが、SWさんはイラストレーションや日本画を主に制作されました。岩絵の具などの日本画画材は、現地ではほとんど知られていない感じで興味深々だったみたいです。向こうではパネル一枚買うのにも調達が日本と同じようにいかず苦労があったようです。

3月末にグループ展を行ってその後帰国予定でしたが、コロナの影響で延期になり残留する判断をされかなり心細かったと思いますが、ただこの方強運の持ち主で作品がある人の目にとまり個展の企画の話が持ち上がり滞在中に開催されました。またこの先も向こうで個展の予定ができたそうです。SWさんは7月上旬に帰国されました。

作品①

作品②

作品①は現地で描かれた日本画作品②はイラストレーションです。
①の日本画は皆さんが言わる日本画と思われている絵の印象とは一変して、デザイン性の濃い抽象化された感覚的な表現の絵です。

金曜の教室では技法、材料研究、制作における構図や色面配置また配色についても意欲的に取り組まれれています。

 

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