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今回グランプリに輝いたのは美術科の「久保田」さん。キャンバス3枚分の大作をスキャンして合成しています。「かわいい」「楽しい」という感想が多かったのですが、ひとが作ったのか、はたまた人知れずひっそりと世界をつくっているのか、空気の湿りを感じる空間をみごとに描いています。

水槽には他の金魚がいないのか・・いや、何がさみしいのかというと、金魚の目でありヒレでしょうか。動く気配のない手足と宙を見るような目。現代をテーマにしている日本画でしょう。

フランシス・ベーコンの作品をオマージしたイメージはたくさんありますが、この絵はベーコンの伝記や映画からインスパイヤされた、赤塚さんの解釈と赤塚さんのタッチで描かれたベーコンの実像になっているのでしょう。

不思議なイラストです。ロボットのようなうさぎとAIマザーのようなハト。未来のようでいて素朴な風景。見るものをストーリーに引き込みほっこりとさせてしまう、とても素晴らしいイラストです。

ひとつひとつの線を非常に吟味されて引かれていて、衣服や装飾品、ランタンにいたるまで細かくデザインされています。ゴージャスなキャラクター像ですが、背景も同様にデザインされると一層ゴージャスなイラストになるでしょう。

ネコがとてもかわいいと投票の多かったイラストです。旅好きのネコが待ち受けるものは何でしょう。右側にいらっしゃる方がとても不機嫌そうなのが気になりますね。

なんととんまなきつねくんでしょうか。夕暮れまで化けてるなんて不器用で使命に実直すぎますよね。こうまでされると化かされに行かないわけがないという・・
遠近感やハレーションの表現がとてもいいです。

ジブリの世界へようこそ!防寒装備は必要かも知れませんが、サイクリングで行ってみたいですよね。自転車の主はあなたでしょうか?留守の間にキツネリスが遊びに来ていますよ。光線と緑の演出が清々しいですね。

ぞえさんの俯瞰の飯の絵。タイ飯、台湾飯、ベトナム飯・・好きな人は見たらわかりますよね。匂いがしてきて唾液も出て来ます。ファブリックデザインに使えそうです。

このイラストの評価はこの愛犬の演技力があればこそでしょうか。しかし西田さんはその愛らしさを最大限に引き出していますね。とくに艶やかな鼻、潤んだ目、行儀の良い後ろ足と、細かな描写があってのことです。

恭さんがコメントで書かれているように、色々なことを妄想してしまうイラストですね。というか妄想力を試されているような気もします。広角レンズで撮ったようなパース感もいいですね!

贈り主も受け取り主もここには描かれていませんが、その人となりが見えるようなイラストです。
色合いやタッチも落ち着いていて安心感がありますね。

上記の受賞者を除く、各科・コースひとりずつ上位投票獲得者から選ばれました。

上記の入賞者を除いた、ホームページからの投票数が多かった作品から、上位2点が選ばれました。