ハンドメイド作家コース かめこさん 受講生インタビュー!!
受講生インタビュー今回インタビューさせて頂くのはアートスクールハンドメイド作家コース、元水族館飼育員の生徒さんです!水族館の飼育員をされていただけにとっても海の生き物に詳しく、更に海の生き物をテーマに様々な作品やグッズを作って活躍の幅を広げている今勢いのある生徒さん、かめこさんです! Q:(講師)A:(かめこさん)
- Q:かめこさんがアートスクールに通うきっかけを教えてください。
A:私は昔から絵を描くことが大好きだったので、プロの絵描きとして活動するため専門学校に通おうと思っていました。でも、気になる専門学校はいくつか目星を付けたのですが、どこも学費がすごく高く、金銭面で前に踏み出すことができずにいたんです。 そんな時にたまたまネット検索でアートスクール大阪のことを知って、費用がなんと専門学校の5分の1だったので、すぐに無料体験を申し込みました。 当時は「専門的なことを学ぶ=専門学校に行く」という考えしか頭になかったので、 アートスクール大阪のような学校があることに衝撃を受けたのを覚えています。
- Q:アートスクール大阪のHPはどんな印象でしたか?
A:まず、HPを開いて一番に目に入ってくる「夢を形にする教室」というキャッチフレーズにワクワクしました。 実際に1年間通ってみてその通りの教室だなと感じています。 HPではコース別にどういった内容なのか分かりやすく説明されていて、過去の生徒さんの受賞歴なども見られて「私もこういう風になれるのかも!」と期待高まる内容でした。
- Q:それは嬉しいです!!有難うございます。逆に不安に感じた事はありましたか?
A:唯一不安だった事は口コミが一切載っていなかったとこですね。 実際に通っている生徒さんの生の声などあれば、入校を考えている人の背中を後押しできるのではと思います。おそらく学校の紹介や説明だけだと「HP上では良い事ばかり書いてあるけど実際のところどうなんだろう・・」と思っている方は少なくないと思います。
- Q:なるほど!!貴重なご意見有難うございます!! 実際に無料体験してみてどうでしたか?
A:アートイラストコースで無料体験を行いました。 知らない人(生徒さん)が数人いたので、すごく緊張しましたが、窓と向かい合った一人席を案内してくださったので安心して体験ができました。 担当してくださった先生が丁寧に学校のことを教えてくださって、私のやりたいことを話すと、どうすればその夢が叶いやすいかなども具体的に教えてくださいました。今まで方法が全然分からなくて行動を起こせずにいましたが、先が見えた感じがしたので、入校を決めました。
- Q:実際にその後、アートイラストコースに入校してみてどうでしたか?
A:実はいきなり悩みから始まりました。 「絵が描きたい!!絵で生活したい!!」と思って入ったのに何から始めたらいいか全く分らない状態で入校したので、「自分のやりたいことを自由にやる」というアートスクールの授業の進め方には、最初はかなり戸惑いました(笑) 何をやればいいのか分からない。それを正直に先生に話すと、とりあえずいろんな画材を扱ってみるといいということだったので、私にとって未知の世界だった「パステル」という画材を使って絵を描いてみることに。。。 でも、何をかけばいいのか分からない。。。 すると先生が「最初はマネをしてみよう」と、いくつか絵本を持ってきてくださいました。 アートスクールでの初めての授業は、パステルで絵本「ごんぎつね」のワンシーンを描きました。これがもう本当に楽しくて!使ったことのない画材に触れることが刺激的で、そのあとの授業も、とりあえず色んな画材を使って既存のキャラクターを描いていました。 アナログ画だけではなく、デジタル画にも挑戦しました。
- Q:かめこさんは当初アートイラストに入校してイラストを学ばれていたとの事ですが現在はハンドメイドコースに在籍されていますよね?ハンドメイドコースに転科された経緯を教えてもらえますか?
A:アートイラストコースで未知の画材たちと触れ合ったあとは、別のコースの授業にも興味を持ち始め・・。 振替授業の制度を利用してデッサンコースで陰影のつけ方を学んでみたり、版画コースで消しゴムはんこにハマったりしました。 その流れてハンドメイドコースにも頻繁におじゃましていました。 ハンドメイドコースで初めて粘土の授業を受けたときに、「私がやりたいのはこれだ!!」と、衝撃が走りました。粘土は小学生以来さわってなかったのですが、こんなに表現のはばが広い道具だとは思ってもなかったです。何が起こるか分かりませんね。
- Q:そういった経緯があったんですね!!まずはアートイラストコースでしっかり描く勉強をされてから徐々に立体に興味を持たれていったのですね。ハンドメイドコースでは粘土以外に新しい材料との出会いはありましたか?
A:ハンドメイドコースは新しい材料との出会いだらけでした。粘土の存在も大きかったですが、それ以外にも七宝焼きやベネチアングラスなど、普通に生活していても触れ合うことはなかっただろうという材料もあります。普段アクセサリーを作っていなかったので、お店でしか見ないようなレベルの高いアクセサリーを、自分の手で簡単に作れることに感動しました。 現在、私は自分用のアクセサリーはアートスクールにて自分で作っています。 「そのアクセサリーかわいいね」といってもらえた後に「自分で作ったよ」と言えるのがすごく嬉しいです!
- Q:七宝焼きやベネチアングラス等アクセサリーとの出会いもあったんですね! 粘土では海の生き物を作られているかめこさんですが、具体的にどのようなグッズを粘土で作られていますか?
A:私はもともと水族館に勤務していたこともあって、海の生き物が昔からとても大好きなんです。その海の生き物たちを粘土で立体的に作っています。
ただ、ここで一つ拘りがあります。
海の生き物のグッズは、イルカやアシカ、ウミガメなどの人気者は一般的にもよく見かけるのですが、特に人気ではない生き物に関してはほぼ見かけません。そんな、あまり世に売られていない生き物をモチーフにした粘土作品を制作しています。
出来上がった作品は、金具などを取り付けて、マグネットやブローチ、キーホルダーやメモスタンドなどにしています。イベントでもこれらの作品を販売していて、お客様に「この生き物のグッズ欲しかったんです!探してもお店には売ってなくて!」と言って頂ける事もあります。その時は「生き物が好きな方に喜んでもらいたい」という私の想いが届いた!と嬉しくなります。今後は粘土で大きな作品にも挑戦していきたいです。
- Q:お客様からの反応も既にあるのは嬉しいですね!!特に立体を作る上で使用する粘土の種類は決まっていますか?
A:粘土は小学校の図工で使う「あぶらねんど」のイメージが強いと思うのですが、今ではたくさんの種類の粘土が販売されているんです。中でも、丈夫でアクセサリーパーツとしても万能な「樹脂粘土」を私はよく使います。すべての粘土に共通しているのは、自分の手だけで簡単に好きな形を作れるという点です。成形後は数日放置しておくだけで、固まって頑丈になるので、あとは色をつけたり、レジンを塗ってツヤツヤにしてみたり・・。完全にイチからオリジナルパーツを制作できるのは粘土最大の魅力だと思います。 そして、粘土を習うことが出来る場所はなかなかないので、粘土の先生がいらっしゃるのもアートスクールの魅力だと思います。粘土の概念がガラッと変わりました。
- Q:とても粘土への愛が伝わってきました。今後もドシドシ作って頂きたいですね!! 次に「作家になるぞ!!」と決断されたキッカケを教えてください。
A:もともと「好きなことをして生活したい、好きなこと以外はやりたくない」というある意味ワガママな(笑)性格なので、会社の方針に則って与えられた仕事をこなす会社員という職業は、私には向いてないなと感じていたんです。「自分らしい生き方がしたい」と強く思い、それまでなんとなく続けていた会社員を辞めました。会社員を辞める不安よりも、夢に近づく一歩が踏めたことへの喜びの方が大きかったです。 会社を辞めてからアートスクールに入校しました。
- Q:収入面等、不安は少しもなかったですか?
A:仕事を辞めたので収入は減ったし、学費を納めないといけないので支出は増えたのですが、不安はあまり感じませんでした。アートスクールで技術をたくさん学んで、作家になって会社員時代よりも収入を増やすぞという気持ちでいます! ちなみに今はまだ作家収入は少ないので、週4でアルバイトをしています。ギリギリの生活ですが、自分の知識や技術面の向上を実感できて、毎日がとにかく楽しいです。
- Q:目標をもって楽しみながら生活するって素晴らしいですね!! 作家活動をする中でどんな時が楽しいですか?
A:今は学校で教わった技術や作家としてのノウハウを活かして、商品の企画・制作・販売をすべて自分で行っています。これが、ものすごく楽しいです! 企画の時点でワクワクするし、試行錯誤でそれが完成した時の達成感、さらにイベントなどで販売した際に購入してくださったお客さんの喜ぶ様子を見て、幸せな気分になります。
- Q:逆に大変なことはありますか?
A:大変なことも、もちろんあります。企画した商品がなかなかうまく作れない時や、価格決めにも長く悩みました。イベント出店時はひとりなので、準備や片づけ、販売中もいつもバタバタしています。特に粘土作品は梱包に時間がかかるんです・・。トラブルもその場で判断して解決しないといけないし、イベントで遠征して帰ってきた次の日は疲れがたまっていて起き上がれません。 また、会社員時代と比べて収入も減っているのでいろいろ節約しないといけないなどありますが、やはり「楽しい!!」という気持ちが大きくて、大変という感情はかき消されている気がします(笑) たくさん悩んできたはずなのに、それも含めて「楽しい!!」になっています^^;
- Q:そんなプラス思考のかめこさんが素敵です! アートスクールで学びたいこと、アートスクールに通うメリットはありますか?
A:アートスクール大阪はとにかく先生がプロの方ばかりなので、技術面はもちろん、プロになるためのノウハウや心構えなど、とにかく何でも相談にのってもらえます。ものすごく心強いです。夢を叶えるという強い意志さえあれば、叶う環境だと思います。 さらに、いろんなコースがあって、各コースの中でも経験できる内容が豊富なので、新しい自分を発見できると思います。実際に私も、最初は水彩画とペン画をしたいと思って入校したのですが、今はiPadを使ったデジタルイラストと粘土を使用して雑貨をハンドメイドしています。自分でもびっくりです(笑) 本当の自分は何が好きなのかを発見できるかもしれません。 また、他の生徒さんも同じ道を志す人ばかりなので、刺激をもらえます。世間話や、情報交換、進捗を報告しあったりするのも楽しいです。
- Q:最後に今後の展望を教えてください。
A:アートスクールに通い始めて1年。今は自分に合った画材や、やりたいことが固まってきました。イベントにも出店してそこから委託販売などいろんなお声かけを頂き、少しずつ活動範囲が広がってきているなと実感しています。 今はハンドメイド作家としてイベントでの活動がメインですが、今後はアーティストとして個展などでも活動できたらいいなと思っています。もっと自分のオリジナリティを追求して、私にしか作れない作品を作ってファンを増やしたいです。 そうなる日を夢見て、日々精進します!!
- Q:イベントに出る度に活躍の場を広げているかめこさんを今後も講師一同応援しております。本日はインタビューに答えて頂き有難うございました!!
●作家紹介、実績紹介
【イベント出展】
2019年
8/11~12 クリエイターズマーケット京都 9/15 大阪アート&てづくりバザール 11/17 東京デザインフェスタ ★61個の作品が売れました! 11/23 大阪アート&てづくりバザール 11/30-12/1 クリエイターズマーケット愛知 12/14 京都ハンドメイドマルシェ
2020年
2/15-2/16 広島ハンドメイドフェスtokimeki 3/1 神戸ハーバーマーケット(中止) 3/28-29 岡山デザインマーケット(中止) 7/24 徳島クリエイターズマーケット(中止) 9/12-13 東京博物フェスティバル(中止) 11/7-8 東京デザインフェスタ 12/19-20 神戸アート&てづくりバザール
【委託販売】
2019年
6/19-30 マロニエファッションデザイン専門学校様 セレクトショップ企画「タピオカ屋じゃねーじゃん!」 8/14-20 阪急梅田本店うめだスーク
2020年
6/24-30 阪神百貨店「金魚と海の生きもの展」(中止) 6/5~ サンシャイン水族館いきもの専門ネットショップ「いきも~る」 10/6-29 名古屋東急ハンズ「いきものづくし」
【SNS】
インスタグラム:@kameko_art ツイッター:@kameko_art