アートイラストコース卒業生・長沼祐里さんインタビュー!
受講生インタビューアートスクール大阪・アートイラストコースを卒業された、長沼さん。
ご自身の結婚式のための準備に、アートスクールを活用されていました。
どのように活用されたのか?その内容をお聞きしました。
入校したきっかけ
OLをしていた頃からイラストのお仕事をしていきたいという思いがあり、イラストを習いにいける場所を探していました。ちょうど結婚を機に、仕事を辞めて関西に引っ越してきたことがきっかけで、アートスクールに入校しました。また、挙式日まで時間があったため、自分の結婚式の準備をしていきたいなという考えもありましたね。
いつから制作したか・・・前撮り用のウェディングアイテムを制作
結婚式の準備の前に、一番初めに手作りしたものは前撮り写真で使用する小物類でした。
最近は撮影用の小物が充実しており、ガーランドやフォトプロップスなど色んな種類のものが市販で売られています。でもフォトプロップスは自分で作ってみたい!と思い、先生にイラストレーターを教えていただきながらデータ作成し、印刷、造花やリボンなどで装飾してみました。
世界に1つだけのブーケ・・・ハンドメイドコースへのコマ振替
知人のご厚意で前撮り写真を撮ってもらう機会があり、ブーケを自分たちで用意する必要がありました。
イラストコースの先生に相談していたところ、「お花の先生なら、ハンドメイドコースにいらっしゃるよ~ブーケのこととか相談してみたらどう?」と教えていただきました。原田先生を紹介していただいて、初めてハンドメイドコースに振り替えて、ブーケ作りに挑戦してみました!私がこうしたいああしたいというイメージが強かったため、丁寧かつ柔軟に相談に乗っていただきました。
先生はアートフラワー専門ですが、アートフラワー以外にも、プリザーブドフラワーやドライフラワーなどをミックスして、おかげさまで満足のいくブーケが完成しました。何より普段は平面作品ばかりだったので、立体的な造形をすることが久しぶりでとても楽しく作ることができました。
結婚式準備スタート・・・招待状づくり
まず、結婚式の準備として一番初めに用意しなければならないものが「招待状」でした。
挙式日が5月初めで、「招待状」を2月末までに発送しなければならなかったため、だいたい1月半ばから取り組み始めました。先生と相談しながら、アナログでイラストを描くところから制作しました。それまではアナログ絵をPCに取り込んで、編集する作業まではやっていましたが、いざ印刷をかけるというところまでは初めてだったので、入稿の注意点やイラレの扱い方など、先生に的確に教えていただきながら制作しました。式場でペーパーアイテムを発注すると1部500円以上はするので、印刷代だけで済み、節約にもなりました。
ウェルカムボード制作・・・データをオープニングムービーや席次表にも利用
自分の結婚式では、必ず自分のイラストを飾りたいな~!!という意気込みがあったので気合充分(笑)で作成しました。そしてこの制作過程を動画にしたら面白いだろうと思い、イラストができる様子を披露宴開始前に流れるオープニングムービーに利用しました。最近の結婚式では、オープニングムービーと生い立ちムービーの動画2本を流す式場が多いです。もちろん業者さんに有料で依頼することはできますが、節約のために自分たちで手作りするカップルが多いです。(笑)
動画に関しては知識ゼロだったので、アートイラストコースの動画に強い先生にレクチャーしてもらい制作しました。
➡動画の視聴はここをクリックしてください
また、席次表の表紙にもウェルカムボードのイラストを使用してオリジナルな席次表を作成することができました。披露宴会場の配置図のレイアウトなど、イラストレーターでの操作が想像していた以上に難しく、先生方にはしっかり指導していただいて大変勉強になりました。
ワイヤーアクセサリーのヘッドパーツ
たまたまSNSで見かけた花嫁用の小枝アクセサリーがとても好みで、同じものが欲しかったのですがハンドメイドの1点ものだったため、似たような雰囲気のアクセサリーを制作しました。
ハンドメイドコースに振り替えて、ワイヤーアクセサリーの津田先生に相談し、必要な材料を教えていただき、小枝アクセサリーの作り方をレクチャーしていただきました。ワイヤーでアクセサリーを作ること自体初めてでしたが、参考にしたものと同等の作品ができてうれしかったです。友人の評判も上々で、ハンドメイドにはとても見えないと言ってもらえました♪
ヘッドパーツ、ブーケ手直し
カラードレスをブルーに決めたので、前回前撮り用に作ったブーケを手直ししてカラーチェンジしました♪材料は自分で花材屋さんをハシゴして買い集めました。ブーケの作り方は、前回原田先生に教えていただいたので、ほぼほぼ記憶通りにできたのですが、バラやカーネーションのプリザーブドフラワーを花束に入れ込むのは少し難しかったですね。細かいところは再度指導していただいて、また雰囲気の違うブーケが完成しました♪またブーケの手直しと同時にヘッドパーツの制作もしました。同じ花材を使っているので花束ともバッチリ合っていて満足のいく仕上がりになりました。
両親贈呈用リース
またまた原田先生にレクチャーしていただき、両親に贈るリースを作りました。実際、生花の花束を贈る新郎新婦もいますが、両親からずっと残るものだと嬉しいと聞いたため、枯れないお花がいいと思いリースにしました。先生と私とで1つ作成し、もう一つは花材をうちに持って帰って、今度はわたしから旦那さんにリース作りをレクチャーして夫婦でもう1つ作りました(笑)お互いの両親には大変喜んでもらって手作りして良かったなぁと感じました!
結婚式用フォトプロップス
一番初めに制作したものが、前撮り用のフォトプロップスでしたが、最後に作ったのも結婚式当日に使用するフォトプロップスでした。当日は待合室でもゲストに楽しんでもらえたらと思い、ラウンジに配置し、その後披露宴での各テーブルにも配置しました♪各テーブルに配置した友人のグループ名など喜んでもらえました。だいたい15パターンくらいのデータをイラストレーターで作成しました。
感想
わたしは、「こういう結婚式にしたい」「こんなアイテムが欲しい」「自分で作りたい」という思いが強かったため、アートスクールでは本当に自分のやりたいように制作することができて良かったな~と思います!
所属しているコース以外の授業を振替で受けられるという形もアートスクールならではなので、様々な分野の先生から柔軟にレクチャーを受けることができました。あと、イラストデータ作成→入稿という1連の流れを先生にサポートしてもらいながら経験できたことも良かったです。この経験を今後イラストのグッズ制作やお仕事に活かしていきたいなと考えています。
また1つ1つ式場にお願いしたり、完成品を買うとなるとかなりお金もかかるため、費用削減にもつながったと思います。何より自分の好みのアイテムを手作りできて楽しかったです。手間はかかるけど、世界に一つだけのオリジナルのアイテムを自分たちの結婚式で使用できて、両親やゲストからも喜んでいただけたことが何よりうれしかったです!♪
-ありがとうございました!