知ってるようで、やっぱり知らない中国美術


現在、新しい挑戦が進行中です。
 芸術学「ざっくりシリーズ 第三弾」の「ざっくり中国美術の流れ」。

 私の専門は、日本美術のデジタル復元をしてこともあり、基本は日本美術です。「ざっくりシリーズ」は、もちろん、日本美術からはじまりました。このジャンルは、いつも講座、講演をしていますので、慣れています。
 そして、第二弾としてやった西洋美術も、もともとは西洋美術で学芸員の資格をとったので、好きですし、問題ありません。

 しかし、第三弾の中国美術は、大学1年生のときに「東洋美術史」を選択して以来で、「できるかどうか」かなり四苦八苦しながらやっております。
 その代わり、毎回実に発見が多くて、教えている私自身が非常に楽しい。(もちろん、下調べに時間がかかり、大変は大変ですが…)

 中国大陸では、国が興り全土を支配するとき、前の国の文化は、徹底的に破壊されるのがほとんどで、遺跡がきれいな状態で残っているのは本のごくわずか。
 そこを穴埋めすのが、けっこう日本美術だったりして、日本美術のルーツをたどれるほか、日本人がいかに中国美術を独自にアレンジしているかもうかがい知ることができて、これが今の世界情勢ともつながっているようなところもあったり…

 …などなど、普通の学校の授業では、とても聞くことができないエピソードが、毎回飛び出すこの「ざっくり〇〇美術の流れ」シリーズ。
 お好きな時間に、ちょっと得した気分になるひと時をいかがですか?


 

小林 泰三

小林 泰三
Profile
デジタル復元師、彩色家
学習院大学哲学科美学美術史卒。
卒業後、大日本印刷の企画部門に就職。
'04 小林美術科学設立、日本美術のデジタル復元本格的始動。
'06 NHK特集「東大寺 よみがえる仏の大宇宙」大仏殿の色彩復元を担当。
'14 朝日新聞「be フロントランナー」に紹介される。
'15 彩色監修したNHK「カラーでよみがえるTOKYO」が菊池寛賞受賞。
光文社新書「誤解だらけの日本美術」など、著作多数。

Message
私はイラストレーターではありません。
イラスト、デザイン、アートから
コピー、ライティング、プロジェクト運営など
仕事の形にこだわらず幅広く活動してきました。
ものづくり、表現することの楽しみ、喜び、
そして大切さを、色々な角度からご紹介します。
日本人なら知っておきたい、日本美術の基礎知識も
分かりやすく楽しく解説します。
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