お役立ちコラム

COLUMN

芸美大受験のデッサンで大活躍「黒く汚れたねり消しゴム」!

今回のお話は(画材は)、消しゴム・ねり消しゴムです。

鉛筆デッサンでは主に『ねり消しゴム』を使うことが多いのです。
もちろん普通のプラスチック消しゴムも使います。

そのうちの『ねり消しゴム』のお話。

ねり消しゴムを買ってくると、当然ですがきれいですよね。

ですがそのまま全部使うと、ちょっと困ったことになります。

鉛筆デッサンで消しゴム・新しいねり消しゴムを使ったとき、
「ちょっとだけ消したいのに、消えすぎるっ!」
ってことが起こります。

そこでっ!
上手い使い方をお話ししましょう。

ます、買ってきたすぐのねり消しゴムを半分にし、残りの半分は大事に取っておきます。

そして、出した半分だけをいつも使って黒く汚していくのです。

 黒く汚れたねり消しゴムは、鉛筆線や色が消えにくい。
 だから微妙な消え方が得られるのです。

ものすごくきれいに消したいときは、真っ白なねり消しゴムかプラスチック消しゴムを使います。

良い具合に黒くなるまでは、人それぞれですが、半年くらいかかるでしょう。
きれいに消したい時はすぐに買いに行けばいいのですが、黒く汚れたものは売っていません。
この黒くなったねり消しゴムがあなたにとっては貴重品なんです。
「道具を作る」ってことの第一歩でしょうか。

皆さんも早く黒いねり消しゴムを作ってください。
それだけ、デッサンを描いた証拠なんですから。