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試験本番、頑張りはきっと報われます!

センターを終えて、感想はそれぞれあると思いますが、
みんな結果を引きずらずに作業出来ていますね。
出来も以前に比べると安定してきているように思います。

しかし、本番でもそう上手くいくとは限りません。
京芸・国公立組はただやみくもに手を動かすのではなく、
「本番に繋げる意識」を持って制作していかなければいけないのです。

その場その場でいい作品が出来ていても、本番でそれを発揮出来なければ意味がないのが受験です。

そして、「練習より本番の方がうまく出来た」という事はほぼありません。
(無くはないのですが、課題との相性など別の事象が関係している場合が多く、
 練習以上の実力を出せたわけではないのがほとんどです)

なので、本番上手くいくかどうかは練習の質が全てなのです。
この時期に入ったらもう「なんとなくこうした」というのは辞めましょう。
本番の時の自分の助けになるよう、1つ1つを考えて制作してください。

本番前は、上手く出来た・褒められた自分の過去の作品を見て心を落ち着ける事をお勧めします。
「ここは上手くいったな」「こういう部分を褒められたな」
と成功体験を振り返る事で精神的にも落ち着いてきますし、
本番で制作する上での道しるべにもなります。

本番で自分の力になってくれるのは、
他人の作品でも先生の意見でもなく「過去の経験」なのです。

頑張りはきっと報われます。
今までやってきた事を信じて、最後まで頑張ってください。