測り棒について

◯デッサン技法の道具について
測り棒という、デッサンに際して形を計測するための補助をするものがあります。

1枚目


2枚目

写真は、スポークといって、自転車の車輪を支える支柱となる針金状の材質のもので、直線を損なわない程度の強度があり、安価なため、絵画制作の補助器具として広く用いられてきました。
同様の特徴を備えたものであれば、竹串、割り箸、定規等、どのようなものをもちいても構いません。

デッサンを通じた、目で測る訓練が出来てきてくると、この様な補助器具はなくても絵を描いて行くことができる様になっていきます。

村田 大輔

村田 大輔
Profile
京都市立芸術大学美術学部油画科卒業
フランス給費留学生
パリ国立高等美術学校にて、
A. Pincas (技法材料研究室)に師事
Message
絵はコミュニケーションでもあります。
まずは友達と会話を楽しむ様に、
目の前のモチーフに耳を傾けるようにして
見つめ続けることを試みて下さい。
油彩は主にテンペラ、フレスコ等古典的な作品に興味をもっていますが、
版画や写真なども取り入れております。