朝学のすすめ

   芸術学の授業は、朝学か夜学が中心となっています。
   今日は、朝学の思わぬメリットについて、お話しします。


   まず、想像つくのが、朝すっきりした気分になる、ということでしょうか。
もちろん、初めは眠いですし(実際に、こっくりこっくりする聴講生もいます…)、
エンジンがかかるには多少の時間がかかります。
でも、その峠を越えると、実にすっきりした気分で、楽しく勉強ができる場合がほとんどです。

   時間の終わりのころになると、皆さんすっきりとして、
元気よく「また来週、楽しく学びましょう!」と、笑顔で解散となります。

   朝学を終えた後の気分と気力は、やはり普段と違います。

   さらには、人よりも先に何かを済まして一歩先にスタートを切っている感覚は、
一日中、いい気分になることが分かりました。「早起きは三文の徳」といいますが、本当です。

   ”得”ではなく”徳”なのがいいですね。損得ということではなく、
自分のためになる感覚が、凛として気分がいいのだと思います。

   「ざっくり日本美術の流れ」でも、「ざっくり西洋美術の流れ」でも、
ちょっと知っていると世の中の見方が変わるようなお話をしています。
人が一所懸命に作り上げたものの形跡をたどっていくと、それだけで「徳を積む」ような感覚になります。

   クリイエのいいところは、気軽に朝学ができるところ。
通勤前にどこかに行って、なんてことはなく、パソコンを開けばすぐに学びの場につながります。

   ちょっとだけ頑張って、朝の徳を積んでみてみませんか?

 

小林 泰三

小林 泰三
Profile
デジタル復元師、彩色家
学習院大学哲学科美学美術史卒。
卒業後、大日本印刷の企画部門に就職。
'04 小林美術科学設立、日本美術のデジタル復元本格的始動。
'06 NHK特集「東大寺 よみがえる仏の大宇宙」大仏殿の色彩復元を担当。
'14 朝日新聞「be フロントランナー」に紹介される。
'15 彩色監修したNHK「カラーでよみがえるTOKYO」が菊池寛賞受賞。
光文社新書「誤解だらけの日本美術」など、著作多数。

Message
私はイラストレーターではありません。
イラスト、デザイン、アートから
コピー、ライティング、プロジェクト運営など
仕事の形にこだわらず幅広く活動してきました。
ものづくり、表現することの楽しみ、喜び、
そして大切さを、色々な角度からご紹介します。
日本人なら知っておきたい、日本美術の基礎知識も
分かりやすく楽しく解説します。
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