シルクスクリーンをつかった「寒中見舞い」の制作

先日の版画コースではシルクスクリーンをつかった「寒中見舞い」の制作に取り組まれていました。
最近、シルクスクリーンは巷でも人気が高く、ご自宅で取り組まれる方や各所でのワークショップなど催しを見聞きします。

シルクスクリーンは木枠やアルミのフレームの紗と呼ばれる合成繊維を通して印刷する技法でこの繊維の目をどのような方法で塞ぐのかによって、手法が異なります。

代表的なのは専用の機材を用いた感光法という手法ですね。
もちろん、版画コースでは感光法によるシルクスクリーンも制作していただけますが、今回は講師よりブロッキング法という手法での制作を提案させていただきました。紗に直接描いて版をつくるブロッキング法は手描きの味わいもそのままに、簡単に手早く版をつくることができます。

専門の講師がいるから、その時の状況や受講頂く方々のご希望に応じた制作をご提案させていただけます。ワークショップと違って全ての工程を体験できるから制作の発想も豊かになりますよ。