コース内オンラインブースの制作・・

お久しぶりです、アートイラストコース のオカモトです。

オカモトが体調不良でしばらく休んでしまった所為で、ホームページコンペは遅れるわ、提出書類はできないわで大変ご迷惑をおかけしましたが、このアートイラストコースの片隅に作る予定だった、オンライン授業用のブースの制作もずいぶん遅れてしまいました・・
ということで毎回恐縮ですが、イラストとはあまり関係のないDIYネタでお付き合いください。

ところで、なぜオンライン授業用のブースがコース内に必要かということですが、もちろんアートスクールには立派なオンラインブースはあります。しかし、教室の7階から3階の専用ブースまで距離があるのと、通学の先生が直にオンライン授業をすることもあり、たとえ小さくともすぐに使えるブースがあることはなにかと便利ということなんですね。

モノが多いアートイラストコース ですが、北側のレーザー加工機の置いていたところ、約150cm×100cmの広さを確保して上の図のように制作することにしました。レーザー加工機は別のところに移動です。

簡易ブースなのでパネルで囲っただけのものですが、多少の防音効果を期待しています。また扉を付けることでブース内からは外側が気にならなくなり集中して授業ができるようになるでしょう。

CADなどを使ってできるだけ正確に図面を引きます。材料費の節約のため必要量を正確に割り出したりするのにも役立ちますね。作業手順を考えるのにも図面があると案外助かります。

コーナーに柱があるのでぴったり収まるように変形の机も作ることにしました。 ドアは初めての試みですが吊り戸にします。

簡易ギャラリーの制作で行った2×4のつっぱり式をまた使います。
打ち付けができないところはこの方法が良いようです。天井の強度がわからないのですが、なるべく桟がありそうなしっかりしたところを狙います。
蛍光灯の場所をあらかじめ計算しておかないとえらいことになります。

吊り戸ですが、比較的簡単にできて材料費も安く、余計なスペースをとらないのがいいですね。
上の写真のように吊り戸車を戸の部分につけてレールを引くだけです。 吊り下げているだけなので、戸の下の方がぷらぷら遊んでしまいますね。ここでは下の写真のようにガイドローラー(ダイソー製)を取り付けてある程度揺れを制限しています。

さて、全体の完成写真が下になります。 懺悔室ではありません・・^^;

つっぱり材などはステインで着色、パネルはペンキで塗っています。
換気のため下と上が空いてるので防音効果としてはこもった声になるくらいです。

試しに大きめの音量のラジオを中に入れて計測したら、開けてる状態で2m離れて62dBだったのが戸を閉めたら60〜61dBに下がったくらいでした。やはりそんなもんでしょうね。

実際には教室内はもっと静かで、音楽をかけていても53dB前後、窓を開けた状態で約50m先の環状線が通っていても58dB程度なので落ち着いて作業できますよ。

上の写真のように柱がありますので、それに合わせた机を入れました。
横100cm×奥行き60cmあるのでまぁまぁ快適じゃないでしょうか。引き出しも欲しかったかな。

LANケーブルはありますが電源タップ、照明などを備え付ければ完成です。
あと、「使用中」のプレートと・・

どうしても今は通学はできないけど、先生のアドバイスが欲しいという通学生のためのリモート授業もここでできると思いますので、コースの方は先生に直接問い合わせてくださいね!

またもやイラストともアクリル技法ともデッサンとも全く関係ないオカモトのブログでした!
では次回もお楽しみに・・

オカモトショ ーゾー

オカモトショーゾー
Profile
大阪府出身
Nordbrücke版画工房に従事しリトグラフを制作。
1982年大阪靭ギャラリーにて初個展。
造形教室を主催し、油彩や3DCG、
ペーパークラフト、フィギュアなどを制作。
大阪市都市協会ギャラリーにて優秀賞受賞。
ペパクラデザイナーコンテストにて最優秀賞受賞。
Message
変わらない大事なことも多いですが、
技術や流行は変化し流動的です。
同じく個人の世界も絶えず変化しているのでしょう。
そんな中でみなさんといっしょに表現するすべを
楽しくあるいは迷いながら発見し、
学んで行けたらと思っています。
ArtWorks
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