作品の販売用パッケージの作り方!!

アートイラストコースの田中です。

コロナの影響でハンドメイドやアートのイベントも続々延期や中止になってますね…。
作家の皆さんは新作やグッズを作りだめする時間にあてていらっしゃるでしょうか。

今回は『作った大切な作品を販売するためのパッケージについて』お話します!

 

こちらのアクリルキーホルダー。
イラストは私が描いたものです。
イベントで販売するためにつくりました。

このままで販売すると、商品に傷がつくかもしれません。
まずは袋に入れてみます。

ただ袋に入れただけだと、なんだか安っぽく見えるかも。
せっかく作った商品ですから、もうちょっと考えてみましょう。

イラスト部分だけを袋に入れてます。
キーチェーンを外に出しているため、そのまま什器にひっかけて販売できます。
少し工夫ができました。
低コストで一番いいかも。

しかしこのキーホルダー、単価が高いのです。。
販売値段も高くなるため、このままだと安っぽく見えてしまうかも。。
このキーホルダーに、パッケージという付加価値をつけてみます。

中の台紙はクリアファイルを切り抜いて固定しています。
(背面も印刷しているので、背中側もみえるようにクリアファイルの台紙です。)
商品らしくなりました。
ラベルを貼るとよりかわいいです。

もう1案。
クリアのピローケース使用。
キーホルダーはテープで固定。
上に被せた台紙がかわいくできました。

いかがですか?
同じキーホルダーでも、パッケージが違うだけで
付加価値がつき、お客さんの購入満足度があがります。

 

商品ができたあとのパッケージを考えるのも
楽しい作業のひとつです。
ぜひみなさんも考えてみてはいかがですか?

田中

 

 

 

田中 栞

田中 栞
Profile

大阪芸術大学芸術学部デザイン学科ビジュアルアーツコース卒業。
卒業後、パッケージメーカーのデザイン室に就職。
パッケージの設計やデザイン業務に携わる。
その後、フリーのイラストレーターとして活動。

Message

安くて無地の真っ白な充電器と、ちょっと高いけどかわいい顔のイラストが描かれた充電器。つい、顔が描かれた充電器を買ってしまいました。イラストって不思議です。誰かを癒したり励ましたりできるんです。誰かのためのイラストを描く楽しさや喜びをぜひ体験してもらいたいです。

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