生徒さんが描かれた桜のイラストをご紹介! vol.1

こんにちは。コミックイラストコースの榊です。
今回は少し季節を先取りした桜のイラストを今月と来月に渡ってご紹介いたします。

コミックイラストコースではデジタル授業では人物を塗り進めた後、背景の基礎課題に入るのですが、最初に描くのが「空」と「木」になります。

こんな感じの練習課題に取り組んでもらいます。

桜のイラスト(工程1)

まずは青空と緑の葉っぱの木で練習した後、生徒さんのキャラクターの背景にアレンジして作品に仕上げます。

今回の生徒さんはデジタルの課題での作品は3作目なのですが、自然物の課題のニュアンスを掴まれるのがとても上手で素敵な雰囲気に仕上げてくれました。

■ラフ制作

桜のイラスト(工程2)

アナログで構図を決めていきます。3人の笑顔がとっても爽やかで、今から完成が楽しみです。
この時点でおおまかな光源と影を青色シャープペンで指定しておくと、実際の着彩の時に迷うことが減るので、着彩を始めたばかり方におススメの方法です。

■線画制作

桜のイラスト(工程3)

デジタルで線画を整えていきます。
ラフで少し曖昧だった部分を直したり、線の太さを好みになるよう修正したりと、ラフが出来ても完成度を上げるために詰めていきます。
(画像は見やすいように線画を濃く調節していますが、実際はもっと繊細な線なんですよ)

■人物着彩

桜のイラスト(工程4)

パーツごとの下塗りを終えて、陰影をつけていきます。ラフの時点で影を付けておいたので、サクサク進みます。その分、ぼかしなど他の作業に集中してもらえます。

桜のイラスト(工程5)

ちょっと左の男の子に寄ってみましょう、カッコいいですね!
今月はここまで。次回は背景と仕上げを中心にご紹介していきますのでお楽しみに!

コミックイラストコース講師 榊