山下 智子 講師インタビュー

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今回の講師インタビューは、美術科と通信講座基礎デッサンの講師 山下智子先生です。最近の旅行の話から学生時代のことや、描くことに対する思いやアドバイスをいただきました。

サマーアカデミーのこと

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今回は美術科の教室指導と通信講座の基礎デッサンを担当されている山下先生です。
よろしくお願いします。

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よろしくお願いします。

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この夏はヨーロッパに行かれていましたね。戻って来られた時は日焼けされていました!
あちらはどうでしたか?

yamashita_icon涼しかったため、元気いっぱい油断焼けしました。オーストリアでの美術のサマーアカデミーに参加したのですが、毎日素晴らしい環境で素晴らしいモデルと素晴らしい景観を描いていました。しんどかった記憶は薄れてきて、今はそんな印象が残っています。

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これはアトリエですか?幸せな夏休みでしたね!

yamashita_iconはい。お城の中なんですよ。このサマーアカデミーは、美術科の随分年下の生徒さんが過去に参加して良かったからと勧めてもらいました。アートスクールでは生徒さんから情報をもらうことも多いんです。色々なコースの先生方になんでも質問できる環境にも感謝しています。自分には誰からでも教わる好奇心の強さがあるとわかってきました。生徒になるのは久しぶりで、どんな風に言葉をかけられると理解しやすいのか、やる気が引き出されるのかという点でも参考になることが多かったです。帰ってきてから生徒さんに接する中で活かす場面は沢山ありますから、意識しています。なにより毎日制作だけに集中できるなんて、学生時代に戻ったようで幸せな夏休みでした。

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現在、複数箇所で講師をされていますものね?

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はい、有り難いことに。一緒に制作したりもします。

 

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一番新しいものでは、日本の美術系大学への進学を希望する留学生に対して、日本語学校にて昨年からデッサン指導を担当するようになりました。勉強した丁寧な日本語を使ってくれる留学生と話すのが大好きです。自分が夏の間だけでも言葉で困ったので、帰ってきてから彼らの努力がよくわかり、力になりたい!と強く思います。

これまでのこと

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生徒、または学生だった頃のお話を聞かせてください。東京藝術大学で修士課程まで過ごされましたね。関西からなぜ?

yamashita_icon教室では時々生徒さんから大学への志望理由や学内の様子に興味を持っていただいて質問されますが、大手予備校で一浪して藝大という油絵を志す人の王道を進んだので、特に面白い理由は無いんです。大学、大学院ときっと真面目な学生だったと思います。

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これは大学時代のアトリエですか?寝袋で山下先生が眠っていますよ!

yamashita_icon本当ですね!卒業制作の様子を自分で撮っておいたものだとばかり思っていました。大学4年の時に同室で二人暮らしのようになっていた友人が撮ったんですね。寝袋の下にダンボールを敷くと暖かいです。もう1枚は修士2年の時のアトリエです。自転車通学をしていたので始発も終電も関係ないですし、大学で暮らすように学生生活を送っていました。アトリエに泊まることも多く、大学4年生から大学院時代に一番学内にいたのは私なんじゃないかと今も思っています。夜中に外に出て構内で自分のアトリエしか電気がついていないことに気づいてゾ~ッとしたり。

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熱中していたんですね!

yamashita_iconそうなんですが…大学にいて描いていればいいってものじゃないですね。修了した時、空っぽだったんです。最初のお仕事のお話をいただいて田舎に帰ってきて、少しずつ働く場所を増やしながら制作をして7年経ちます。

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絵は小さい頃からお好きだったんですか?

yamashita_icon習ったことはありませんがお絵かきも工作も大好きでしたよ。野山で遊ぶ幸せな幼少期を送りながら、小学1年生で「りぼん」を読み始めました。特にハンサムな彼女の絵が大好きでした。谷川史子さんの描く手に憧れたり。夢はケーキ屋さんから少女漫画家になり、落書き帳に毎日かわいい女の子を沢山描いていました。筆圧の調整とか、長い距離の直線を引くとか、体の美しいバランスとか、そういった基礎的な感覚は漫画家に憧れた小・中学生時代に身につけたはずです。ここまでの流れ、これまでのインタビューで掲載されていた何名かの先生方とそっくりですよね。

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確かに!

yamashita_icon小さい頃に漫画やイラストを真似るって描くための「目」や「手」の基礎づくりになるし、嗜好も形成するんでしょうね。時々小さいお子さんについてお母さんから「うちの子キャラクターばかり写しているんですがいいんでしょうか?」と相談されますが、人気キャラクターってよくできたデザインですもん。どんどん描いたらいいと思います。手が止まらない対象があるなんて素晴らしいですよね。

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先生はいつ絵画に?

yamashita_icon勉強や吹奏楽にうんと熱中しながら美術の時間が大好きな中学生だったんですが、ストーリーを考えるのは、すごく難しいと気づいて、漫画家への夢は遠くなりました。でも相変わらず落書きは続きましたが。高校で美術部に入ったことが、私が油絵を始めたきっかけです。とても面白くて刺激的な先生と先輩と、放課後も暗くなるまで一緒にいるにはどうしたらいいのかと考えて、私も美術の大学に行こうと思いついたんです。そうだ目的は絵より面白い人たちと一緒にいることだったといま思い出しました。

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好奇心の強さがすでに発揮されていますね!

yamashita_icon憧れが原動力だったんですね。上京した予備校時代は山ほどいる周りの上手い人たちと自分との差を目の当たりにして暗くなってしまう時期もありました。この先どうなるんだろうという不安は、毎日毎日の刺激的な課題と、友人たちと遊んで笑って中和しながらなんとかやっていたんですね。あ、私ってこういう持ち味があるのかもと予感が生まれた頃のワクワクって今思い出しても体温が上がってきてしまいます。予備校や大学時代の友人は、今も近しい大切な人たちです。お互いのゼロ地点を知っていますから。

アートスクールのこと

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アートスクールの生徒さんについて教えてください。

yamashita_icon教室では和気あいあいと切磋琢磨したい方、自分の世界に没頭される方、様々にいらっしゃいますが、作品の感想を伝えあったり情報交換をしてお互いに勉強されています。1人で制作はいつでもできますから、こういう環境にいる間は周りから刺激をもらってほしいです。通信の方には、直接お会いできないぶん沢山お伝えしたいことがあって添削用紙が真っ赤になることも。難しすぎたかなと心配になることもありますが、省略することもできなくて。次の課題にアドバイスが活かされていると嬉しくなります。もし可能であればスクーリングに来ていただきたいです。ご自宅でお一人で描いていると不安が出てくるはずです。スクーリングでは今までの問題点も踏まえて、制作の様子を見ながらその都度詳しく解説させていただけます。もちろん通信でも沢山質問してください!

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色々な学校や教室で指導されている中で、アートスクールの特色は何だと思いますか?

yamashita_iconなんという種類の教室に分けたらいいのかわかりませんが、かなり自由度が高いですよね。皆さんの共同アトリエに私たち講師がいる、という感じで。この規模でこういった教室は珍しいと思います。ご自身の作品がご自身のペースで出来上がっていく喜びと、沢山の仲間に囲まれる雰囲気を楽しんでいただける教室です。場所柄、通学途中のお買い物なども便利ですよね。

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ありがとうございました!

 

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