生川彩講師インタビュー

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生川彩講師インタビュー

今回の特集講師インタビューは、絵本コース講師の生川 彩先生に絵本を学ばれた大学時代、絵を描くようになったきっかけなどをお伺いしました。

講師を始められて

―― 講師を始められて1年経ちましたね、どうですか?
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 未熟ながらも、おかげさまで楽しく続けさせていただいております。
 生徒さんも講師の先生方も優しい方ばかりなので、お話ししていて楽しいですし、教える立場なのですが逆にとても勉強させて頂いている気持ちです!
 絵本コースの生徒さんはほんとにフレンドリーな方が多く、生徒さんがおやつを持ってきてくださるとみんなでお茶会をしたり、ごはんや展示なども一緒にいったりして仲良くさせてもらってます。
―― とても楽しそうですね!講師を始める前は何をされていたのですか?
 神戸芸術工科大学を卒業しまして、キャラクターグッズのデザイン会社でバイトをしたり製造会社に勤めておりました。

大学時代

―― では、絵本はいつ学ばれたのですか?
□合評会□  まず生徒同士で感想をスケッチブックに書き合い、それから先生のありがたいお言葉をいただきます。先生 の的確なアドバイスにみんな怯えつつもとても勉 強になるお言葉をいっぱいいただきました。評価 を受けてる最中は他の生徒がメモをとって終わり に渡してくれます。

□合評会□
まず生徒同士で感想をスケッチブックに書き合い、それから先生のありがたいお言葉をいただきます。先生の的確なアドバイスにみんな怯えつつもとても勉強になるお言葉をいっぱいいただきました。評価を受けてる最中は他の生徒がメモをとって終わりに渡してくれます。

 大学時代ですね。高校の頃に絵本コースがあるのを知り、「これだ!!」ってなって受験したのが懐かしいです(笑)
 1年生は基礎、2年生から基礎も並行して絵本の作り方を学びました。文章のリズム、画面作りの考え方など教えてもらい、同期のみんなで合評会などもしました。同じく絵を描く方から、作品の意見を聞けるのはとても良い機会でしたし、人の作品をみることで自分の作品も客観的に見ることができるようになるので、勉強になったなと思います。
 絵本専攻は3年生からだったのですが、アートスクールみたいに個別で教えてもらったり、絵本だけではなく苦手そうなテーマや、やってみたいテーマなど色んなテーマで描いたり、ゼミの周りやゴミ捨て場から拾ってきたものを活かして絵を描く課題とかもあってユニークな授業も多かったです!その後各課題ごとにまた合評などもあって、ゼミに入ってからは先輩方の作品も拝見できるのでとても刺激的な時間でした。
□ゴミ捨て場□ 新学期にはロッカーに放置された画材なども捨てられてたりして宝探し気分です。

□ゴミ捨て場□
新学期にはロッカーに放置された画材なども捨てられてたりして宝探し気分です。

 大学では絵本や絵の技術もそうですがデザインやコンピュータの技術、絵作りにおける考え方なども多くのことを学ばせて頂きました。
 絵の考え方については絵本の先生が「りんごの好きな人が描くりんごの絵と、りんごが嫌いな人が描くりんごの絵では伝わり方が全く違う」って言葉がすごく記憶に残ってます。表現や状況によりどちらが良い悪いはないですが、楽しく描いた絵と嫌々描いた絵ではやっぱり絵に与える影響が全く違うと思いますし、それなら私は楽しく描き、人に楽しんでもらえるような絵を描きたいなと思ったので、絵を描く時はいつも楽しむ気持ちを忘れないように心がけております。
 また自由な大学だったので、授業も自由に選べて、以前からボローニャの展示などで気になってた版画も大学で学べたのがすごく嬉しかったです! あと余談ですが、私の大学だと授業中しかプレス機が使えなくてもどかしい気持ちがすごいあったのですが、アートスクールだと自由に毎週使うことが出来て、銅版画だけではなくシルクスクリーンもできて「すごい!羨ましい~っ!!」って思いました(笑)
 絵本コースの生徒さんも版画コースへ振替される方が多く楽しそうな話をいつも耳にしますし、銅版画は処理やプレス機導入など学校じゃないとなかなか大変ですし、みなさんもぜひ学校に通ってるうちに挑戦してみてください!手描きじゃ出せない味わいがあっていいですよ!!
初めて制作した絵本

初めて制作した絵本

苦手なテーマで描いた絵

苦手なテーマで描いた絵

きっかけ

―― 最後版画推しでしたね(笑)昔から版画が好きだったのですか?
 いえ、高校の頃初めてボローニャ国際絵本原画展へ母に連れて行ってもらったのが影響ですね。
その頃は絵を描き始めて間もない頃だったので版画だけではなく、この時初めて絵本の原画を目の当たりにして絵の奥深さと表現の豊かさ、画材による表現の違い、そして魅力に惹かれたんだと思います。
 こんなに表現豊かで様々な技術を一堂に見れる展示は行ったことがなかったので目からうろこでした!
 その頃は画材も色鉛筆、水彩、コピックくらいしか触ってなかったのもありこんなに奥深い世界があるんだ、って感動したのを覚えてます。なんでも触って覚えるタイプなのでここから画材収集が始まり今教えるのにすごく役立ってます(笑)
小学生の頃の絵

小学生の頃の絵

―― なるほど!ボローニャがターニングポイントだったのですね。絵を描き始めて間もないとおっしゃってましたが、いつから絵を描き始めたのですか?
 恥ずかしながら高校からです。ポケモンやアンパンマンの様ならくがきは子どもの頃からしてましたが、絵がそんなに好きではなかったので意識して描き始めたのは高校からとなります。
―― 絵はそんなに好きではなかったのですか?
□小学生の頃□ ゲームボーイを買ってもらって嬉しかったのか、どこに行くにも持っていってました。 今思うとすごくもったいない気分になりますね。

□小学生の頃□
ゲームボーイを買ってもらって嬉しかったのか、どこに行くにも持っていってました。
今思うとすごくもったいない気分になりますね。

 そうですね、でも今は大好きです!
 子どもの頃は親が絵画とか好きで、よく連れて行ってもらってたりはしたのですが絵本やアニメなどでかわいい絵ばかり見てきたのもあり、理解が出来なかったみたいでゲームボーイで遊んでいたらしいです。 (笑)
 絵が上手くなかったので描けないという意識もありあまり絵を描くことは好きではなかったです。
 今思うとそんな私に呆れず美術館や絵を描くイベントに私を連れて行ってくれた親に感謝が尽きません。
―― では、なぜ絵を描くようになったのですか?
 高校生の時専攻が、美術と音楽で分かれていたのです。この頃は絵自体見るのは好きだったので美術科に入ることにしました。
 クラスは絵を好きな子ばかりで話したり課題をしているうちに楽しくなり次第に絵との距離感がなくなっていました。
 その頃透明水彩に触れる機会があり滲みや絵の具や粒子の偶然的な美しさ、混色の自由さ、透明感そして線がそこまで綺麗じゃなくてもなんとかなる!!っていう意識からどんどん惹かれていきました(笑)
 子どもの頃から線画が大の苦手だったので…
 今もそこまで上手くないですが、逆に味になるので私は綺麗すぎるより好きです(笑)
 絵はもちろん、コンピュータもこの頃初歩的なPhotoshopとIllustratorなどのソフトの使い方を学びましたね。
高校の頃の絵 高校の頃の絵

さいごに

―― なるほど、そうだったんですね!では、最後にインタビューをご覧下さってるみなさんに伝えておきたいことはありますか?
 アートスクールのみなさんは、信念を持って何かを描きたい表現したいという気持ちの生徒さんばかりだと思います。私も絵本コースで接していて刺激やエネルギーをいつももらっております。
 「描いてみたいけど画力的に描けない」なんて思わずにぜひ挑戦してみてください。どんなに上手く描けなくても、背伸びして、描けない描けないとストレスを感じながら描くよりも、自分らしく楽しく描いて1つずつ問題に悩み解決しながら描いた方が断然いいです!
 絵は描いてるうちに自然と自分の形となっていくものですし、画力も模写やクロッキーを重ねるにつれ次第と上がっていきます。観察を重ね自分のペースで絵を描いていくのが一番です。私も昔は全く上手く描けませんでしたが、今では楽しく好きに描けております。自分に合った画材や描き方を見つけるのも1つの手段です。
 基礎をしっかりと学び、リアルな絵を目指したい方はデッサン基礎科に振替えたり、コースごとの垣根を飛び越えて学べるのも絵本コース(デザイン科)の素晴らしいところです。デッサン基礎科の安田先生は教え方が上手いと絵本コースのみなさんにも大人気ですよ!
 ストーリー、作画の仕方などなど、みなさんがわからないことは何でも講師に聞いてください。出来る限り全力でみなさんの活動をサポートしたいと思ってる優しい先生方ばかりです。一歩踏み出すのは何事にも勇気は入りますが、やってみると楽しかったりしますよ。同じ目標に向かってる方々と制作するのも楽しいです。人の制作を間近で見る事は1人でやっててもできませんし、勉強になることばかりですよ!
 ぜひ生徒さん同士での意見交換もしてみてください、優しい方ばかりなので同じ立場だからわかる事を色々と教えてもらえると思います。
 みなさんの想いの詰まった作品制作のお手伝いをできることを楽しみにしております。
 お読みいただきありがとうございました。
―― ありがとうございます!
えほん(Photoshop)

えほん(Photoshop)

えほん(色鉛筆)

えほん(色鉛筆)

イラスト(コラージュ+アクリル)

イラスト(コラージュ+アクリル)

イラスト(水彩+色鉛筆)

イラスト(水彩+色鉛筆)

アニメーション(水彩+色鉛筆+アクリルガッシュ)

アニメーション(水彩+色鉛筆+アクリルガッシュ)

生川 彩 プロフィール
生川 彩

2011 ギャラリー葉「ずーたの招待状」
2013 神戸芸術工科大学デザイン部
    ビジュアルデザイン学科絵本コース卒業
2013 ギャラリー葉「ず ーたのおもちゃの箱」
2014 ギャラリー葉「ずーた&M&Nのおかしの国」
2015 ギャラリー 葉「ものがたり展」

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