新ワークショップ『DIYラボ』はじまりました。

いよいよはじまりましたDIYラボ。

 

今回は箔切り台を作ります。

箔切り台とは、テンペラ画や日本画に使う道具で、金箔を任意の大きさに切る為の台です。本来は脇役なんですが、表面に革がはってありますので作り方によってはとてもおしゃれな感じになります。

ハンドメイド的視点によるとこの台にアクセサリーをのっけると、とてもええ感じになりそうだということで、美術科とハンドメイドの生徒さんが受講されました。美術科の生徒さんは箔切り台として、ハンドメイドの生徒さんはアクセサリーの展示台として、それぞれの使い方をされるようです。

まずはベースになる板を切っていきます。

クッションになる綿を切ります。

革を裁断します。

革と板で綿を挟んで、ボンドで接着します。

飾りの鋲を選びます。

ブローチと鋲の色と配置を合わせる!
このセンスは四十路のおっさんには思いつきませんなあ。

革の端材と鋲の組み合わせでこんなにかっこよくなりました。

完成!

DIYラボでは今後もいろんなものを作っていきたいと思います。
ご期待ください。

 

 

松田 一聡

松田 一聡
Profile
'01 東京芸術大学大学院油画技法材研究室終了
'11 「風景と静物画」展 (ホキ美術館)
'12 「重 力」展 (Gallery Suchi)
'13 アートフェア東京 2013 (Gallery Suchi ブース)
Message
物事を学ぶにあたっては一直線に目的に突き進むよりも、寄り道や遠回りをしたほうがより立体的な理解を得られるという事があるのではないかと思います。絵画の制作においても、寄り道や遠回りなど、一見は無駄に思えるような行為を経る ことで、最終的により豊かな表現に達することができると思います。そういった行程も絵画制作の楽しみのひとつです。脇道の向こうの風景に少しでも心が動いたら、迷わずにそちらの方向に足を向けて進んでみて下さい。
ArtWorks

松田講師が在籍している美術科のコース紹介はこちらです。